リーグ独禁法チーム 専門分野の研究会
2021. 5. 31
リーグ独禁法チーム 専門分野の研究会
先日、華東政法大学教授・博士課程指導教員の徐士英氏による「独占禁止法」の特別講座が当所で開催されました。当所のパートナー弁護士、弁護士及び弁護士アシスタントが講義に参加し、独占禁止法について徐教授と積極的な意見交換と検討を行いました。
徐教授は、「独占禁止法」の改正草案をもとに、「独占禁止法」の実施状況、改正の進捗状況と主な変更点、及び今後の企業コンプライアンスにおける注意事項について詳細な分析を展開しました。「草案」は「独占禁止法」施行以来、広く議論され、注目を集めている諸問題に触れていると、徐教授は指摘しています。「草案」の内容に基づくと、今後は実体法の規範が更に明確になり、違法行為に対する処罰が更に強化され、法執行メカニズムも更に整備されることになります。
リーグ法律事務所は長年にわたって「独占禁止法」の研究に専念し、実務における最前線の問題に対して常に高い関心を持ってきました。「独占禁止法はひとつの芸術だ」と徐教授は述べています。他の部門法と比べて、「独占禁止法」はその執行過程において、資本、技術、管理権、社会関係など多方面の要素を考慮しなければなりません。徐教授の分析は、理論と実践を高いレベルで融合したものであり、企業のコンプライアンス、そして法律事務所の法律実務において非常に重要な指導的意義があるものでした。
講座の後、弁護士らが法律実務におけるいくつかの問題について徐教授と討議し、参加者も積極的に検討に加わり、熱気あふれる雰囲気の中で交流が行われました。
