養老は成長産業、外国企業の参加を歓迎
2021. 3. 31
養老は成長産業、外国企業の参加を歓迎
「中国の60歳以上の高齢者人口はすでに2.6億人以上に達しており、多層的な養老サービス需要の潜在力は大きく、巨大な成長産業と言える。外国企業が中国の養老産業の発展に参加することを歓迎する。」李克強総理は3月22日、人民大会堂においてビデオ方式での中国発展ハイレベルフォーラム2021年年次総会に出席した海外代表と会見した際、上記のように述べた。
上海市では、2021年3月20日に正式に実施される「上海市養老サービス体系」第80条には、「当市は各種社会資本が養老介護サービス産業に投資し、異なるニーズを満たす養老サービス施設を設立することを奨励する。外商投資による養老サービス施設の設立を支援する。不動産サービス企業が不動産サービスと養老サービスを結合した在宅コミュニティー養老サービスの展開を模索することを奨励する」と規定している。
より多くの法的保障と政府の態度表明は2019年にすでに形成されている：2019年4月16日、国務院弁公庁は「養老サービス発展の推進に関する意見」を発表し、その中で「外資による養老サービス施設の国民待遇を全面的に実施する。国外資本は内地において公建民営（政府が建設したものを民間が運営する）、政府によるサービス購入、政府と社会資本の提携などの方式を通じて養老サービスの発展に参与し、国内資本の待遇を同等に享受する。国外資本が内地に設立した養老施設が政府の最低ライン保障対象を受け入れる場合、運営補助金などの優遇政策を同等に享受する。養老リハビリテーション製品サービスを中国国際輸入博覧会の募集範囲に組み入れ、養老・リハビリテーション展示エリアの設立を模索する」と表明している。李克強総理は2019年12月30日、国務院常務会議で、保険市場の対外開放の推進を加速し、公平な競争で保険業の高度化を促進することを強調した。
より多くの外資企業が養老サービスという成長産業に参加することを歓迎する。
出典：中国政府網
