人民法院報 連続8時間超の勤務後に3分間目を閉じて解雇された案例含め2025年度典型事件10件を公表
2026. 5. 6
人民法院報 連続8時間超の勤務後に3分間目を閉じて解雇された案例含め2025年度典型事件10件を公表

人民法院報はこのほど、未成年者による故意殺人、海外を拠点にした電子詐欺犯罪グループ、未成年者による企業名誉損害、労働契約の違法解除、管轄地外での強制執行、自然保護区への不法侵入に係る公益訴訟などを取り上げた2025年度の典型事件10件を公表した。
事例8では、従業員が8時間を超えて連続勤務した後、疲労により3分間目を閉じて休憩したことを理由に、会社が労働関係を即日解除すると通告した事件。広東省広州市南沙区人民法院は審理を経て、労働者に重大な過失はなく、会社はかかる行為が就業規則に定める「重大な損害」をもたらしたとする事実を立証できないことから、労働契約の解除は事実的および法的根拠を欠き、違法であるとした。よって、会社に対し、労働契約の違法解除に係る賠償金の支払を命令し、会社の全ての請求を棄却した。この事例は、労働契約法第39条2項の適用について労働関係を規制、指導する判決として注目に値する。
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