労働争議司法解釈二の解読講座を開催
2025. 9. 5
労働争議司法解釈二の解読講座を開催

近頃、ダン·リーグ法律事務所日系企業法律サービスセンターは時事に即応し、新たに公布された「労働争議事件の審理における法律適用に関する最高人民法院の解釈(二)」(以下「司法解釈二」という)を対象とした司法解釈二の解読講座を開催しました。今回の講座には、各業界から30名以上の日系企業代表が参加しました。

近年、中国国内経済および雇用情勢の影響を受け、雇用の安定は社会全体の共通課題となっており、このような背景の下、労働者と使用者との関係を調整する労働争議の裁判規範は一層注目を集めています。今回の講座では、2025年8月1日に公布された最新の「司法解釈二」に焦点を当て、日系企業顧客の視点から、弁護士の実務経験を交えて、書面による労働契約、無固定期限労働契約、競業制限、違法解雇、社会保険等に関する条項について重点的に解説を行いました。

講座は、ダン·リーグ法律事務所のエクイティパートナーであり、労働法専門委員会主任、日系企業法律サービスセンター副主任である曾立圻弁護士およびそのチームは綿密な準備を行い、チームメンバーの銭鋮弁護士により日本語で直接講演を行いました。両弁護士は、チームの豊富な経験と実際の事例を踏まえつつ、企業の関心に沿った視点で講座内容を構成し、最新の実務と結び付けて「司法解釈二」が企業に与える影響の分析を行い、併せて、今後の関連分野における法規更新に企業が引き続き注目すべきであることを指摘しました。Q&Aセッションでは、弁護士が来場者からの質問に丁寧に回答し、講座は円満に終了しました。
今後も、ダン·リーグ日系企業法律サービスセンターは、業務の特色を堅持し、ダン·リーグの総合的かつ国際的なプラットフォームの優位性を発揮し、優れた専門能力に基づき、顧客に高品質なサービスを提供し続けてまいります。