改正「治安管理処罰法」が2026年から実施

2025. 7. 16

改正「治安管理処罰法」が2026年から実施

   このほど、改正「治安管理処罰法」が第十四期全国人民代表大会常務委員会第十六回会議で可決され、2026年1月1日から実施される。

   改正後の治安管理処罰法は計6章144条で、総則、処罰の種類と適用、治安管理違反行為と処罰、処分手順、法執行監督、付則を含んでいる。

   今回の改正では、新たに現れた社会治安に影響を与える行為に規制の網をかけ、治安事件を処理する手順規定を更に改善、整備している。

   これ以前に、物議を醸した「民族感情を傷つける」条項(改正案第34条)は、改正の過程で大幅に変更された。一回目の審議稿における曖昧な表現(例えば「中華民族精神を損なう」)が恣意的法執行を招かないかとの疑問が投げかけられた。最終的には、「侵略戦争を美化する」「英烈を冒涜する」など具体的な行為に限定し、主観性がかなり強い表現を削除し、法律の明確性を高めている。

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