国家インターネット情報弁公室 データ越境安全管理政策Q&Aを発表
2025. 4. 23
国家インターネット情報弁公室 データ越境安全管理政策Q&Aを発表

このほど、国家インターネット情報弁公室はデータ越境安全評価、個人情報越境標準契約、個人情報保護認証などの制度の実施方法を説明するために、「データ越境安全管理政策Q&A(2025年4月)」を公表した。
Q&Aでは最近寄せられた相談に対する研究と回答をまとめており、その中で、自由貿易試験区がデータ越境ネガティブリストを制定できること、個人情報の越境にはその必要性を評価すること、重要データは安全評価を経なければ越境できないことなどを明記した。また、外資企業が業界技術基準の制定に参加できること、グループ会社はデータ越境評価を一括申請し、効率を高めることができること、データ越境安全評価結果の有効期間を3年に延長できることなども示された。
2025年3月現在、国家インターネット情報弁公室は計298件のデータ越境安全評価プロジェクトを完了させた。このうち44件の申請プロジェクトが重要データに関わり、評価結果が不承認となったのは7件(不承認率15.9%)だった。44件の申請プロジェクトに計509の重要データ項目が含まれており、評価後に越境が許可されたのは325項目(申請データ項目総数の63.9%)であった。
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