著名製薬企業が上海で新たな個人情報越境標準契約を届出 | ダン・リーグの業績
2024. 6. 6
著名製薬企業が上海で新たな個人情報越境標準契約を届出 | ダン・リーグの業績
ダン・リーグ法律事務所リーグ日系企業向け中国全域法律サービス本部のデータコンプライアンスチーム（リーグデータコンプライアンスチーム）はこのほど、日本の著名製薬企業の中国子会社による上海市インターネット情報弁公室への個人情報越境標準契約の届出を支援し、届出番号の取得に協力した。
リーグデータコンプライアンスチームは、クライアントの個人情報保護の影響評価作業への協力という今回のプロジェクトにおいて、多くの難点を克服した。これらが今後のクライアントサービスにおいて大きな価値を持つことを期待したい。
今回のプロジェクトにおいては第一に、医薬業界に関連するプロジェクトであるため、データの安全性とコンプライアンス上で高い基準が求められた。第二に、クライアントがグループ企業のメンバーであり、日本をはじめ多数国に越境個人情報の国外受領者を有しているため、データの流動状況が複雑であった。第三に、本プロジェクトの審査提出期間が「データ越境の流動を促進かつ適正化する規定」の施行前後にまたがり、コンプライアンス義務が調整されたため、一部の審査要求に影響を及ぼした。第四に、本プロジェクトは2024年3月末に中国国家インターネット情報弁公室が初めて「データ越境申告システム」を開通してから新たに提出されたものとなり、提出資料に対して新たな要求が求められた。
本プロジェクトに関わる業務の進行において、リーグデータコンプライアンスチームは全面的な調査研究を行った後に、個人情報の越境安全評価分析を行い、評価報告書の初稿を作成したうえで、最適化可能な項目について評価と改善案を提出しながら、最終稿を固め、インターネット情報通信部門に提出した。届出の過程で政策変化に直面したため、リーグデータコンプライアンスチームは政策の動態を密接にトレースし、新しい規定の内容を深く分析して、適時に届出戦略の調整を行った。
本プロジェクトの順調な通過は、リーグデータコンプライアンスチームの専門的かつ細心なデータコンプライアンスサービス能力を具現するものであり、クライアントは目標とするグローバル化管理をスムーズに実現することができた。
