情報安全標準委員会 データ分級保護基準を公布

2024. 5. 6

情報安全標準委員会 データ分級保護基準を公布

   全国ネットワーク安全標準化技術委員会はこのほど、「データ安全技術_データ分類分級規則」(GB/T43697-2024)を公布した。この基準は、データを分類、分級する際の原則、枠組み、方法、プロセスを規定するもので、重要データ等を識別するガイドラインを提示している。

   重要データ(Key data)とは、特定の分野、特定の集団、特定の地域、あるいは一定の精度と規模に達し、漏洩・改ざん・毀損された場合、国家の安全、経済運営、社会の安定、公衆の健康と安全を直接的に害する可能性があるデータを指すと定義した。各種データを、経済・社会の発展における重要度や、漏洩、改ざん、毀損、あるいは不正取得、不正利用、不正共有が国家の安全、経済の運営、社会の秩序、公共の利益、組織の利益、個人の利益に及ぼす危害の度合いに基づき、重要度が高い順に核心データ(core data)、重要データ、一般データの3段階に分類した。

   影響の程度についても高いものから、特別深刻危害、深刻危害、一般危害に分類した。また、影響を与える対象の違いによって影響度を判断する際に採用する基準は異なるとした。

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