全国総工会 組合が参与する6種の紛争を明確に

2024. 2. 18

全国総工会 組合が参与する6種の紛争を明確に

   中華全国総工会は、労働争議処理への労働組合の参与をさらに強化して実質的効果を高め、労働争議の多角的な解決や、調和のとれた労使関係の構築に重要な役割を発揮するため、「労働組合による労働争議処理への参与に関する弁法」をこのほど発表した。

   「弁法」では、労働組合が処理に参画する範疇として、①労使関係の確認に関する争議、②労働契約の締結、履行、変更、解除、終止に関する争議、③集団契約の締結または履行に関する争議、④就業時間、休暇・休息、社会保険、福利、訓練、労働保護、女性従業員と未成年者、障碍者等の特別な労働保護に関する争議、⑤労働報酬、労災保険待遇、経済補償、賠償金等に関する争議、⑥法律、法規で規定するその他の労働争議の6つの状況がすべて属するとした。また、従業員が労働権利を侵害されたことにより申し立てた労働争議仲裁または提訴した訴訟への支援も法に基づいて実施するとした。特に、トラック運転手、ネット配車運転手、宅配‧出前配達員などの新就業形態労働者の労働争議処理に積極的に参加し、法に基づいて新就業形態労働者の権利を守ると規定した。

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