北京 | 企業登記事務を改善、公印紛失など多面的な問題解決へ
2024. 1. 26
北京 | 企業登記事務を改善、公印紛失など多面的な問題解決へ
北京市政府は1月15日、「『事業主体の質の高い発展を促進するための登記業務の試行を全面的に展開することに関する北京市市場監督管理局の意見（意見募集稿）』に対する意見募集公告」を発表し、1月25日まで意見を募集した。
公表された「意見募集公告」は、市場監督管理部門の企業登記業務を改善する計24条の重点任務を提示している。そのうち主な任務は以下の通り。
1. 有名企業名に対する予防的保護メカニズムを構築する。馳名商標、著名商標、老舗商号、公共的歴史文化資源を防御する商標などについては、その名称に対して市内全域での予防的保護を申請できる。
2. 事業主体が公印を毀損、紛失した場合に、会社の最高権力機関による法定条件を満たした「事情説明」等の資料により、関連申請資料に当該事業主体の公印を押印しないことができる。
3. 新「会社法」に連動し、登録資本金の払込出資額と出資期間を規範化する。
4. 外資企業の北京での投資設立を促進し、外資企業の営業許可証の申請、公印の作成、発票の申請、従業員の登録、銀行口座（基本口座と外貨口座）開設の開業に関わるすべての業務をオンライン手続きとする。
5. 海外文書の公証認証手続きを簡素化し、長江デルタ、珠江デルタなどの地域で発行された海外投資家の主体資格に関する公証認証書類を認可する。
6. 経営範囲の規範化改革を推進し、新興産業分野の事業主体による特殊経営事項を拡充し、電子営業許可証の応用を拡大する。
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