福建 | 食品包装で商業混同となる典型例を発表

2023. 10. 31

福建 | 食品包装で商業混同となる典型例を発表

   福建省市場監督管理局はこのほど、「2023年民生分野の案件調査『鉄拳』行動典型案例(第5弾)」を発表した。公表された8案例のうち、文化メディア会社が商業混同に該当する違法行為を実施した判例は以下の通り。

   文化メディア会社のネットショップ「紈素伝統滋養専門店」で販売している「婉明『連花清茶』連翹葉ドクダミ忍冬清茶」のページにおいて、アモイ市集美区市場監督管理局の法執行官が法に基づいて商業混同の疑いがあることを発見した。調査によると、当事者は事前に包装済の食品のみを販売するという届出を取得していたが、この製品の主となる図面には「疫病対策茶」の文字と防護服を着たキャラクターとウイルスをイメージする図があり、製品名を「連花清瘟茶」と表示していて、これらの宣伝用語と画像により消費者に薬品の「連花清瘟カプセル/顆粒」と特定のつながりがあると誤解させていると認定された。上記の行為は、「中華人民共和国反不正競争法」第6条への違反となる。アモイ市集美区市場監督管理局は同法第18条第1項および「中華人民共和国行政処罰法」第28条第2項の規定に基づき、当事者に違法行為の停止を命じ、行政処罰を科した。


原文リンク:

クライアント
専用ログイン

ユーザーIDとパスワードを入力してください。 ご質問がございましたら、弊所の顧客担当にご連絡くださいますようお願い致します。