医療機器管理法が初めて立法計画にリストアップ
2023. 10. 18
医療機器管理法が初めて立法計画にリストアップ

第14期全国人民代表大会常務委員会の立法計画がこのほど発表され、今後5年間(2023年~2028年)の立法作業が明確になった。その中で「医療機器管理法」が初めて計画に組み入れられている。
計画には3種類の立法項目が含まれている。第一類項目は「条件が比較的に成熟し、任期内に審議を提起する法律案」(79件)、第二類項目は「早急に業務を進めて条件が成熟した時に審議を提起する法律案」(51件)、第三類項目は「立法条件がまだ完全に整っておらず、引き続き論証を検討する必要がある立法項目」で、医療機器管理法は第二類項目に属している。
現在、中国の医療機器の監督管理については、行政法規の「医療機器監督管理条例」と部門規則の「医療機器登録と届出管理弁法」「医療機器生産監督管理弁法」「医療機器経営監督管理弁法」などがあるだけで、医療機器管理に関する専門法律はまだ制定されていない。「医療機器管理法」が立法化されると、中国の医療機器分野における監督管理法制度を健全化するための重要なパズルのピースとなるだろう。
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