上海 | 浦東新区が汚染物排出許可の管理分類を調整
2023. 8. 18
上海 | 浦東新区が汚染物排出許可の管理分類を調整

上海市生態環境局はこのほど、「上海市浦東新区による固定汚染源の汚染物排出許可分類管理目録」(以下「浦東目録」という)を公布した。「浦東目録」は、本文11条と分類管理表に分かれ、2023年9月1日から上海市浦東新区行政区域内で実施される。
2023年2月1日から施行している「上海市浦東新区における固体廃棄物の資源化再利用の若干規定」で、「浦東新区で汚染物排出許可管理の詳細化目録を制定し、且つ浦東新区で試行する」と要求している。これに対応するために、上海市生態環境局は、浦東新区の産業特徴、汚染物排出削減と固体廃棄物の資源化再利用などの実際状況に基づき、「浦東目録」の制定を組織し、一部の固体廃棄物で発生量が多く、資源化・再利用のポテンシャルが高い業界を汚染物排出許可の管理範囲に収めた。
国が公布している「固定汚染源の汚染物排出許可分類管理目録(2019年版)」(以下「国家目録」という)によれば、中国は112業界に対し、重点管理、簡素化管理、登記管理の3種類に分けて、汚染物排出許可を分類管理している。今回の「浦東目録」では「国家目録」を基礎にして、汚染物排出許可の分類管理の対象業界を116業界まで拡大し、且つ33業界の汚染物排出管理分類を補充、調整した。
「浦東目録」の実施に伴い、汚染物排出許可管理分類が変化した企業は、「浦東目録」が実施されてから1年以内に、汚染物排出許可証を申請し、あるいは汚染物排出登記表を報告しなければならないので、関連汚染物の排出企業はご留意ください。
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