天猫国際が「化粧品プラットフォーム基準」を更新
2023. 4. 23
天猫国際が「化粧品プラットフォーム基準」を更新

大手越境ECプラットフォームの天猫国際(T-Mall)はこのほど、化粧品分野の管理を強化するために「天猫国際化粧品プラットフォーム基準」(以下「基準」)を更新した。この「基準」は2023年4月19日から発効した。規則が変更された後、天猫国際プラットフォームで商品を発表する際には、ブランド、製品規格、商品名、原産国、化粧品の賞味期限、生産日または期限内の使用日の範囲、化粧品の純含有量、使用方法、警告語、CBD(カンナビジオール)の含有有無などを正確に表示しなければならない。
「基準」では商品のバージョン説明について詳細に規定している。新規定によると、製品の販売国/地域/ロットの違いにより、異なる内外装バージョン、言語バージョン、その他の商品の違いが複数ある場合には、以下の基準に従って商品説明ページで説明しなければならないとしている。第一に、店舗内で同時に複数のバージョンを販売する場合、販売商品に異なるバージョン/ロットによる商品の違いがある場合には、商品説明ページで店舗の販売バージョン数を説明する必要があり、異なるバージョン間の差異写真を展示することを要求している。第二に、店舗で販売されている商品に市場に他の複数のバージョンが存在するが、自社店では販売していない場合は、現在店舗で販売されている商品の所属バージョンを説明するとともに、他の市場で販売されているバージョンとの差異写真(中国大陸市場で販売されている場合は、中国大陸との異なるバージョンの差異を優先的に表示する)を表示する必要がある。注意すべきことは、上記の2つの場合はいずれも異なるバージョンの商品間の外装、匂い、色、生地、成分、効能などの違いについて商品詳細ページで詳細に説明しなければならないことである。
「基準」の制定と執行は、業界の参入障壁を規範化し、製品の品質と安全性を高め、産業のグレードアップを加速し、消費者の国境を越えた化粧品製品に対する信頼を高めることにあるとしている。そのため、関連企業は、より多くの消費者の承認を得るために新基準に則って注意を強化する必要がある。
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