「歯磨き粉監督管理弁法」を正式公布
2023. 3. 29
「歯磨き粉監督管理弁法」を正式公布

「歯磨き粉監督管理弁法」(以下「弁法」と略称する)が2023年3月16日に公布され、2023年12月1日から正式に施行する。2021年に新たに改正された「化粧品監督管理条例」では、「歯磨き粉は一般化粧品に関する規定を参照して管理する」と明確に規定されており、今回交付された弁法では歯磨き粉の届出管理制度を細分化して規定している。
弁法では、歯磨き粉の定義を、人体の歯表面に摩擦を与えることにより、洗浄を主な目的とするペースト製品であると明確にした。歯磨き粉登録者に対しては、歯磨き粉の品質安全と効果に対して責任を負うことを要求しており、海外の歯磨き粉届出人は中国国内の企業法人を国内責任者として指定して届出を行い、歯磨き粉の副作用のモニタリング、製品リコールの実施に協力し、並びに薬品監督管理部門の監督検査に協力しなければならないと定めた。
また、弁法は、歯磨き粉の効能管理とラベル要求をさらに規範化している。歯磨き粉の届出人は届出時に効能の根拠となる文献資料、研究データまたは製品効能評価資料の要約を公表し、社会的監督を受けなければならないとした。
弁法の公布に伴い、関連企業は上記の各点について留意する必要がある。
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