政策提言・策略提案のための研修コースに参加
2023. 3. 27
政策提言・策略提案のための研修コースに参加

上海市欧米同窓会(Shanghai Overseas Returned Scholars Association, SORSA)は、2023年3月23日から25日まで「海外留学帰国者による政策提言・策略提案のための第6回研修コース」を行った。リーグ法律事務所からは于佳佳弁護士(上海交通大学法学准教授、SORSA上海交通大学分会理事)が今回の研修コースに参加した。

SORSAは、海外留学を終えて帰国して上海市で就職、起業した者を主体とする自発的に組織された民間団体で、広い分野で活躍している知的エリートが集まっている団体でもある。学術研究、民間外交の推進のほかに、政治、経済、法治、文化発展などの諸分野に関して政府に政策や企業戦略のあり方などを専門的立場から提案することもSORSAが果たす主な役割としている。


上海市統一戦線工作会議は、SORSAに対して「政策提言・策略提案のシンクタンク」となることを期待して求めている。この要求を貫徹するために、第6回研修コースは、上海市SORSAシンクタンクプロジェクト応募者と中堅科学技術研究者などを対象に開催し、それにより、中国式現代化のために知恵を結集し、「上海市が引き続き全国において改革開放の先頭に立ち、イノベーションと発展の先駆者となり、グローバルな影響力を有する社会主義現代化国際大都市の建設を加速する」という目標達成に資することを目指した。研修参加者は専門家の講義を受けたほかに、バイオ医薬、人工知能、ハイエンド装備を3大主導産業とする「大零号湾(NeoBay)」の現地考察を行った。