危険廃棄物貯蔵汚染制御基準の改訂丨2023年7月1日施行
2023. 3. 13
危険廃棄物貯蔵汚染制御基準の改訂丨2023年7月1日施行

このほど、新改正された「危険廃棄物貯蔵汚染制御基準」(GB 18597-2023)が正式に発表され、2023年7月1日から実施される(省級人民政府が承認した場合は当該地域で事前に実施可能)。同基準は2001年に初めて制定され、今回は20年以上ぶりの改訂となった。
今回、改正した主な内容は、危険廃棄物貯蔵の全体的な要求を追加、危険廃棄物貯蔵施設の分類を細分化、危険廃棄物貯蔵施設の立地選定と建設要求を完備、危険廃棄物貯蔵施設の汚染防止・運行管理・役務完了要求を改訂、危険廃棄物貯蔵施設の環境応急要求を補充など。
そのほか、実務上、危険廃棄物の集中貯蔵施設を建設する条件を備えていない小規模の廃棄物産出企業が一定数存在することを考慮し、また、生産ラインの付近に産出された危険廃棄物を中継するための一時貯蔵場所を設置する需要がある産廃棄物排出企業を考慮し、それらの利便性を図り規範化するために、今回の改正では、危険廃棄物の「貯蔵地点」の定義と関連する環境管理要件も追加したことが注目に値する。
危険廃棄物貯蔵関連部門は自身の実際の状況と合わせて、関連する危険廃棄物貯蔵施設及び関連する汚染制御と環境管理の業務に対して、タイムリーに評価、改善、改善を行い、今回の改正で提出された新しい要求に達成する必要がある。
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