危険廃棄物識別標識の新標識を公布丨7月1日から実施
2023. 3. 3
危険廃棄物識別標識の新標識を公布丨7月1日から実施

2022年12月30日、中国生態環境部は『危険廃棄物への識別標識設置の技術規範(HJ 1276-2022)』(以下、「規範」という)の公布を承認した。「規範」は初めて発表されたもので、2023年7月1日から正式に実施する。
「規範」の制定は、主に「中国固体廃棄物汚染環境防止法」(以下、「固体廃棄法」という)の関連要求を貫徹して実行するためである。「固体廃棄法」によると、国務院の生態環境主管部門が国務院の関係部門と共同で統一した危険廃棄物識別標識を規定する、危険廃棄物の容器と包装物及び危険廃棄物を収集、貯蔵、輸送、利用、処置する施設、場所に対して、規定に従って危険廃棄物識別標識を設置しなければならないと定めている。
「規範」が公布される前には、危険廃棄物の識別標識は、「環境保護図形標識_固体廃棄物貯蔵(処置)場(GB 15562.2)」「危険廃棄物の貯蔵汚染制御基準(GB 18597)」などの基準のなかで散在して規定されていた。
「規範」は、これらの基準で定める関連条項を引用した上で、さらに危険廃棄物の識別標識を規範化して設置するよう明確な技術要求を示し、危険廃棄物の識別標識を3種類(危険廃棄物ラベル、危険廃棄物貯蔵区分標識、及び危険廃棄物の貯蔵、利用、処置施設標識)に分け、相応の内容、設置、製作方法への要求を定め、統一的な標識様式を制定して、危険廃棄物の識別標識の規範性と情報化管理レベルの向上を求めている。
危険廃棄物の発生、収集、貯蔵、利用、処理を行う単位は「規範」の要求に基づいて、タイムリーに危険廃棄物識別標識の設置を更新・調整・完全化しなければならない。
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