両会の声 | 両高 知的財産権保護の動向

2021. 3. 10

両会の声 | 両高 知的財産権保護の動向

   3月8日、最高人民法院、最高人民検察院の2つの業務報告が公布された。知的財産権の保護は両部門の十大重要な業務の一つであり、その業務の成果に注目し、重視する必要がある。

【2020年の実績】
   2020年、最高人民法院が第一審で結審した知的財産権案件は46.6万件、知的財産権案件で判決された賠償金額は前年比79.3%増となった。最高人民検察院は国家版権局などと連携し49件の重大な権利侵害・海賊版事件を公開、監督処分し、知的財産権侵害の犯罪に関わる1.2万人を起訴した。

【2021年の重点】
   知的財産権保護の強化について、最高人民法院及び最高人民検察院はそれぞれ次のように表明した:
  • 【最高人民法院】知的財産権の司法保護を全面的に強化し、基幹コア技術及び新興産業、重点分野、種源などに対する保護を強化し、科学技術の自立と向上を支援する。
  • 【最高人民検察院】知的財産権侵害犯罪の取締りを強化し、民衆の反発が強く、権利侵害・模倣が多発している重点分野の取締りに積極的に参与し、知的財産権保護における法治水準の向上を促進する。


出典:学習強国-原題『【両会時間】両高が今年やることは、すべてあなたと関係がある』
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