中国駐日大使館によるビザ申請に関する通知
2021. 3. 16
中国駐日大使館によるビザ申請に関する通知

駐日中国大使館によると、3月15日より、国内外の人の往来を秩序よく再開するため、同館は、中国製ワクチン接種者でワクチン接種証明書を保持するビザ申請者に対し、下記の便宜を図る。
1.様々な分野で仕事や生産を再開するのに必要な活動を行うため中国に渡航する人員とその家族は、疫病流行前(2020年1月以前)の要件に従い資料を準備し、申請書を提出することができる。
2. 配偶者、両親、子供、その他の同居の近親者(兄弟、祖父母、孫を指す)を含む、「緊急の人道的ニーズ」のある中国に渡航する中国国民または永住者の外国籍家族が、家族の再会、支援、親戚の訪問、葬儀、または重病の親戚の訪問を目的としている場合は、関連資料を提出し、ビザ申請ができる。
3. 有効なAPECビジネストラベルカードを保持している場合、有効なAPECビジネストラベルカードと中国国内の招聘機構が発行した招聘状で、ビジネス(M類)ビザを申請することができる。
航空機で中国に渡航する人員はPCR検査及び血清抗体検査のダブル陰性証明書を提示しなければならないという中国側の要求は変わらない。入国後の隔離観察については中国の関連規制を遵守する。
ただ、中国製ワクチンは現在日本で認可されておらず、対象者は第三国で中国製ワクチンを接種した人員など極めて限られているが、この条件を満たす日本人駐在員やその家族はより簡易な手続きで中国へ渡航できることが期待される。
出典:中国駐日大使館