海外から日本への入国全面停止の動き

2021. 1. 11

海外から日本への入国全面停止の動き

   昨日、記者会見で、菅首相は、新型コロナへの対応策の説明の中で、緊急事態宣言を発令しました。海外からの入国についても、政府から新たな規制が発表されそうです。

   これまでの海外からの入国緩和と規制について、まず昨年10月からは、ビジネス関係者以外についても、中長期滞在者を中心に、全世界からの新規入国受け入れを再開。さらに、11月からは入国を促すため、短期の海外出張から戻る日本人や、海外から再入国する日本に在留資格のある外国人について、行き先を問わず帰国後の2週間待機を免除しました。

   その後、変異種の発見を受け、昨年12月28日から全世界からの入国が規制されることになりました。例外的に11カ国・地域は中韓のほか、ベトナム、シンガポール、タイ、台湾などで、出張などのビジネス関係者、留学生、技能実習生らを一定の条件下で受け入れていました。

   政府は、昨日、4日の記者会見で、この中韓を含む11カ国・地域のビジネス関係者などを受け入れている入国緩和ルートについても、変異ウイルスが確認されたかどうかに関わらず、入国を一時停止とする方向で検討に入りました。これにより外国人の新規入国は事実上、全面的に止まります。期間は調整中のようですが、少なくとも緊急事態宣言中は入国を全面停止される見込みです。
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