某日系企業の管理幹部向けのコンプライアンス研修
2019. 10. 28
某日系企業の管理幹部向けのコンプライアンス研修

2019年10月24日、上海リーグ法律事務所執行所長・シニアパートナー弁護士・コンプライアンスチームリーダーの曾立圻は、某日系企業から依頼を受け、その管理幹部研修のために企業コンプライアンスに関する講演を行った。
当該企業は創業100年で、20世紀90年代に既に中国で7の分公司と8の工場を立ち上げ、中国市場を重要な生産拠点と販売市場にしてきた。従来コンプライアンス管理を重視していたが、今回はさらに各部門からの高級管理職20名余に対しコンプライアンス研修を行うようその法律顧問である上海リーグ法律事務所に依頼した。
研修のテーマはコンプライアンスに関する基礎知識とケーススタディーである。一方的に伝授する代わりに、ディスカッションの形式をした。商業賄賂、利益相反、商業秘密等のキーワードをめぐって、講師が簡単な解説を行い、事例を紹介してから、受講者はグループディスカッションし、最後に講師が事例中のコンプライアンス関連知識について詳細な解説を行った。
受講者はディスカッションで盛り上げ、積極的に質問し、自分で考えることを通じてコンプライアンス管理におけるリスク及びその対策への理解を深めることができた。今回の研修は受講者から高い評価を得て、今後もこのような研修に参加したいと期待されている。