「リーグ杯」論文コンクール | 学術論文構成講座を開催
2022. 12. 30
「リーグ杯」論文コンクール | 学術論文構成講座を開催

当事務所の若手弁護士達の学術レベルと研究能力をさらに向上させるために、第1回目「リーグ杯」法律学術論文コンクールの一環として、当事務所では学術論文に関する講座を12月14日に開催しました。今回の講座では、華東政法大学の法学教授を特別に招請して、質問コーナーを設けて若手弁護士からの疑問にご回答いただきました。

講座では、教授から論文の優劣をつけるための多角的な基準が紹介され、具体的に解説いただきました。例えば、論文テーマの選択については、弁護士が書く論文は大学で書く論文とは異なり、より実践的な意義を重視しなければならず、論文のテーマは弁護士が実務で遭遇するクライアントとのやり取りと関連付け、論文を通じて、クライアントが抱える普遍的な法律問題を解答できるものでなければならないと指摘されました。
講座の後半には交流の時間が設定され、若手弁護士達が積極的に質問し、自身が論文を作成する際に直面した問題点やどのように修正すべきか等の悩みが提起され、これらに対しても教授から丁寧に回答いただきました。
今回の講座を通じ、若手弁護士達は、今後の論文構成や修正する方向について一層の理解を深めたことでしょう。当事務所が求める学術研究の向上は、当然ながら論文コンクールにとどまるものではありません。今後も法学研究において、若手弁護士の一層の能力向上と学術レベルの深化を進め、より良いサービスを提供していきます。