上海 国慶節期間の防疫注意点
2022. 9. 20
上海 国慶節期間の防疫注意点

上海市は、最近の国内各地での感染確認状況と人の流動が頻繁になる国慶節の大型休暇を控え、外からの感染流入と内でのリバウンドを防ぐ防疫任務が一層重要になっているとして、市民への注意を喚起している。9月18日に開催した上海市防疫業務記者会見で、上海市衛生健康委員会一級巡視員の呉乾渝氏は、国内移動、及び外地からの訪問者、帰省者について以下の措置を紹介した。また、呉一級巡視員は、市民に対して、国慶節期間中に市外への外出を極力控え、渡航歴を記録することがのぞましいと提唱している。
一、飛行機、鉄道、長距離バス等の交通機関を利用する場合は、厳格に国の防疫関連要求に従い、48時間以内のPCR検査陰性証明を所持しなければならない。移動中は、個人での防疫、手の消毒等を適切に行う必要がある。
二、国内の感染者が確認された地区から訪問者、帰省者は、上海到着後12時間以内のなるべく早い時間に居住者委員会及び企業(または滞在ホテル)に報告しなければならない。上海市は、感染者が確認された国内地区からの訪問者、帰省者に対して相応な健康管理を実施する。過去7日以内で高リスク地区に滞在していた人には、上海到着後に7日間の集中隔離医学観察を行う。過去7日以内で中リスク地区に滞在していた人には、上海到着後に7日間の在宅隔離医学観察を行う(在宅隔離医学観察を実施する条件を備えていない場合には集中隔離医学観察を実施する)。過去7日以内で低リスク地区に滞在していた人は、上海到着後3日間以内に2回のPCR検査を受け、健康観察を適切に行わなければならない。
三、上海に滞在中は、引き続き自主健康観察を適切に行い、発熱、咳等の疑わしき症状がある場合には、直ちに最寄りの医療機関の発熱外来で受診し、かつ最近の渡航歴、滞在歴を自主的に申告しなければならない。
出典:上海発布