上海 感染者確認地区からの訪問・帰還者への健康管理措置をさらに強化
2022. 8. 15
上海 感染者確認地区からの訪問・帰還者への健康管理措置をさらに強化

上海市防疫業務指導組弁公室は昨日(14日)、感染者が確認された国内地区から上海市への来訪者、帰還者に対して健康管理をさらに強化する措置を公布した。具体的な措置内容は下記の通り。
一、過去7日間以内に感染者が確認された地区に滞在していた上海市への来訪者、帰還者に対して、当該感染地域の高・中・低リスクレベルに応じて管理を実施する。
高リスク地区に過去7日以内で滞在していた人員は、上海到着後に7日間の集中隔離医学観察を行い、相応の頻度でPCR検査を受けなければならない。
中リスク地区に過去7日以内で滞在していた人員は、上海到着後に7日間の在宅隔離医学観察を行い、相応の頻度でPCR検査を受けなければならない。在宅隔離医学観察を実施する条件を備えていない場合には、集中隔離医学観察を実施する。
低リスク地区に過去7日以内で滞在していた人員は、上海到着後に3日間以内に2回のPCR検査を受け、健康観察を適切に行わなければならない。
二、県級以上の政府が一時的な静態管理の実施を宣言していた地区からの来訪者、帰還者は、上海到着後に7日間の集中隔離医学観察を行い、相応の頻度でPCR検査を受けなければならない。
三、感染の拡大が速く、上海市との往復が緊密または現地の感染が上海市の重点注意地区にまで及んだ地区からの来訪者、帰還者は、上海到着後に7日間の集中隔離医学観察を行い、相応の頻度でPCR検査を受けなければならない。重点注意区が所在する都市における上記地域以外からの来訪者、帰還者は、上海到着後に3日間の集中隔離医学観察+4日間の在宅隔離医学観察を行い、相応の頻度でPCR検査を受けなければならない。在宅隔離医学観察を実施する条件を備えていない場合には、集中隔離医学観察を実施する。
四、感染者が確認された地区から上海に来訪、帰還した人員は、上海到着後12時間以内のなるべく早い時間に居住者委員会及び企業(または滞在ホテル)に報告しなければならない。
五、医療機構、学校等は、健康コードによる検査を強化し、来訪、帰還する従業員、学生等に対して相応の健康管理措置を確実に実施するよう協力する。
また、必要な場合以外は国内の感染確認地区または海外にでないよう提唱する。出向く場合には、個人による予防対策と手の消毒等を適切に行い、毎日の健康観察を自主的に実施する。来訪者、帰還者は上海に到着後7日間の自主健康観察を行い、朝晩2回検温し、不要不急の人員集中活動に参加せず、外出時にはマスクを適切に着用する必要がある。
出典:上海発布