北京への訪問・帰省に関する政策も変更
2022. 7. 7
北京への訪問・帰省に関する政策も変更

このほど、国務院連合防疫機構総合グループは「新型コロナウイルス肺炎防疫方案(第9版)」を公布した。これを受けて北京市は、第9版防疫方案を徹底するために首都防疫政策を下記の通り調整した。
一、北京への訪問・帰省に関する政策を改善し、人員の正常な往来を保障:
現行の「14日間以内に1名以上の現地感染者が所在する県(市、区、旗を含む、以下同様)に滞在していた人員の北京訪問・帰省を厳格に制限する」政策を、「7日間以内に当該地域で滞在していた人員の北京訪問・帰省を厳格に制限する」に調整する。
1名以上の現地感染者が所在する市内の他の県、陸路国境所在県に滞在していた人員に対する北京訪問・帰省の制限を解除する。
同時に、北京の国際ビジネス旅客直行便を段階的に再開する。
二、輸入による感染リスクを厳格にコントロールして首都の防壁を固める:
国内の現状の防疫状況に基づいて、遠距離スクリーニング措置を引き続き実施する。
北京に訪問・帰省する予定の人員は、48時間以内のPCR検査陰性証明、「北京健康宝」緑コードを所持し、体温が正常で、かつ個人による予防対策を適切にとっていれば、北京へ正常に入ることができ、到着後24時間以内と72時間以内にPCR検査をそれぞれ1回受ける。
北京内外へ通勤する人員に対しては、引き続き、北京訪問・帰省する際に72時間以内のPCR陰性証明と「北京健康宝」緑コードを確認する。
国内のその他の国境から入国した人員は、現地で「7日間の集中隔離+3日間の在宅健康観察」が完了した後、48時間以内のPCR検査陰性証明と「北京健康宝」緑コードを所持していれば、北京へ正常に訪問・帰省できる。
三、リスクがある人員に対して精確な科学的管理を実施し、感染拡大を最大限度に制御:
濃厚接触者及び直行便で北京から入国する人員に対して、「7日間の集中隔離+3日間の在宅健康観察」を実施する。
濃厚接触者の濃厚接触者に対しては、7日間の在宅健康観察を実施する。
感染リスクのある場所に滞在していた人員及び7日間以内に陸路国境が所在する県に滞在歴がある人員に対しては、「3日間に2回」のPCR検査及び適切な健康観察を実施する。
四、感染防御の常態化を厳格に実施:
党政機関、企業、政府部門、各類の公共場所及びコミュニティ(村)への入場、人が集まる活動への参加、公共交通機関の利用にあたっては、健康コード、体温、及び72時間以内のPCR検査陰性証明を厳格に確認し、「四方の責任(地域、部門、単位、個人の4社責任制)」を徹底する。重点業界、重点場所、重点地域に関わる人員には常態化スクリーニング検査の実施を堅持し、第9版防疫方案、及び「9つの不可」 (感染拡大防止と生産活動維持に関する9つの不可)要求を徹底し、盲目的な画一的処置や制限追加等の問題の発生を厳格に予防する。