上海 5月22日から公共交通機関が段階的に回復へ
2022. 5. 19
上海 5月22日から公共交通機関が段階的に回復へ

今朝(5月19日)、開催された防疫業務ニュースに関する記者会見で、上海市の張為副市長が公共交通機関の運行再開に関する計画や実施予定を紹介した。
一、移動に健康な環境であり、迅速な緊急対応が可能な公共交通機構を段階的に構築する。乗場・駅や車両に「場所碼」(場所コード)と「数字哨兵」(デジタル監視員)を設置し、乗客にコードをスキャンするように案内するとともに、すべての乗客が公共交通機関を利用する際には、48時間以内のPCR検査陰性証明の所持を義務付ける予定である。また、「出行即服務」(MaaS)システムの構築を加速させ、決済とコードチェックのプロセスを統合する。
二、3段階で都市の公共交通機関の復旧を着実に推進する。
- 近頃、郊外で公共交通機関の対応力に関するテストを行っており、金山、奉賢、崇明などの地区では路線バスと巡遊タクシーを段階的に開放する。
- 全市の疫病状況の緩和に伴い、5月22日から、区を跨ぐ公共交通機関を段階的に回復する予定である。全市の防疫状況及び「三区」リストを総合的に考慮し、ターミナル駅や病院、ショッピングセンターを繋ぐことに重点を置き、市民の基本的な移動ニーズに応じていく。その中、地下鉄については、まず3、6、10、16号線を回復し、また、237本のバス線路を優先に回復する。それを通じて、都市の中心エリア、空港、高鐵駅、三甲病院及び各区の中心病院をカバーできる。また、自家用車、巡遊タクシーの通行については、再開計画を同時に検討している。対外の交通については、現在の「48時間以内のPCR検査陰性証明+24時間以内の抗原陰性証明」あるいは、「24時間以内のPCR検査陰性」を引き続き実施するうえ、上海虹橋駅、上海駅の出発/到着の列車を順次に増発する。
- 疫病状況が安定した後、市内の公共交通機関が基本的な運行を再開し、対外の交通機関も基本的に再開する。
出典:上海発布