濃厚接触者の判定について
2022. 5. 11
濃厚接触者の判定について

今朝(5月10日)開催された市防疫業務ニュース記者会見では、市疾病管理センター副主任である孫暁冬氏は、濃厚接触者とその濃厚接触者の判定について紹介した。濃厚接触者とその濃厚接触者は、国家及び上海市が策定した防疫業務方案の要求に基づき、疫学調査専門人員が国家専門家チームのアドバイス、疫学調査の結果とスクリーニングビッグデータの情報を合わせて、総合的に判断される。濃厚接触者とは、疑似症例と確診症例の発症する4日前、または無症状感染者の検体採取の4日前から、有効な防護策をとらず、近距離で接触した人をいう。濃厚接触者の濃厚接触者は、上記の濃厚接触者と同居、勤務、または就学等で、頻繫的に接触した人を指している。
陽性感染者が厳格な静的な管理におかれており、(即ち、厳格に管理されている非流動で、家から離れない人員を含む)、住居に独立の台所とトイレがある場合、同居する人員は濃厚接触者となり、所在する建物の同じ階と上下の階の住民は濃厚接触者の濃厚接触者となる。住居に独立の台所とトイレがない場合、同居する人員は濃厚接触者となるほか、台所とトイレを共同利用している住民、及び同じ階にいる、日常的に接触する人員も濃厚接触者と判定され、所在する建物にいる他の住民は濃厚接触者の濃厚接触者と判定される。なお、これは判定の原則であり、詳しくは現場の調査及びリスク評価の結果等に基づき、総合的に判定する必要があり、決して一律、単純化に処理してはならない。
また、衛生委員会の報告によると、5月9日0時から24時までの間に、上海市では新たに234名の感染者と2780名の無症状感染者が確認された。そのうち、156名は無症状感染者から発症した症例であり、他の78名の感染者と2775名の無症状感染者はすでに隔離管理を実施中の人員で確認された。
出典:上海発布