280社の食品生産企業が作業・生産再開へ

2022. 4. 20

280社の食品生産企業が作業・生産再開へ

   上海市市場監督管理局によると、4月18日現在、1,371社(回)の生産企業が検査や生産再開の指導を受け、ホワイトリストを作成することにより、食品生産許可証の更新や健康証明書の失効などの問題解決を支援し、すでに280社の食品生産企業が生産を再開している。

   また、食品生産企業の防疫及び作業・生産再開業務をより適切に実施することに協力するために、上海市市場監督管理局は企業が直面する問題及び関連責任を下記の通り回答する。

1. 「両証」の有効期間が満了した場合、どうすればいいか?
   食品生産許可証の有効期間が満了し、疫病の影響を受け、許可証の更新手続きを行うことができない場合、食品生産許可証の有効期間は、本市疫病解除後の1ヶ月まで順延する。
   食品生産企業は、従業員の健康管理を強化する必要があり、国務院衛生行政部門が規定した、食品安全を妨害する病気に罹った従業員に、直接食品に接触する業務を手配することを禁止する。疫病の影響で、健康検査を再度受けられないため、食品従業員の健康証明が2022年3月1日以降、有効期間が満了している場合は、引き続き有効と見なされ、関連従業員は、疫病解除後の1ヶ月以内に健康証明の手続きを行わなければならない。

2. 企業は作業を再開する前に、どのような準備をする必要があるか?
   食品生産企業は、作業再開前に、作業・生産再開方案及び応急方案の制定を行い、毎日、従業員健康観察及び予防対策を実施し、作業・生産再開の安全を確保する必要がある。食品生産企業は、作業・生産再開において実務上困難に遭遇した場合、市場監督部門は積極的に企業と協調して問題の解決をはかる。

3. 企業はどのように防疫主体責任を履行するか?
   食品生産企業は、健全な企業従業員に対しての健康観測及び防疫業務システムを構築し、従業員の健康検査、生産現場の消毒、原料の仕入れ検査、供給証明請求及び製品出荷検査等の業務を適切に実施し、従業員全員を対象に、防疫業務を実施しなければならない。
   輸入冷凍食品に関わる生産企業は、毎週「上海コールドチェーン」ミニプログラムで自主的な検査を実施する必要があり、「5段階」の要求を厳格に行い、輸入冷凍食品原料、現場及設備の消毒等の防疫措置を適切に実施する。

4. 企業はどのように食品安全主体責任を履行するか?
   食品生産企業は、食品安全主体責任を全面的に履行する必要があり、「中華人民共和国食品安全法」及び関連実施条例、「上海市食品安全条例」等の法律規定を厳格に遵守し、企業の各項管理制度を厳格に実施しなければならない。

5. どのような法律・規定違反行為が法律に基づき、重罰を科されるか?
   防疫期間に、野生動物、出所不明の動物、動物関連食品原料、及び賞味期限切れ或いは回収食品原料を使用し、米と麦等の食料加工品、お菓子、食用油、肉製品、幼児・子供向け栄養補助食品等の重点供給製品において、虚偽の生産日を付けたり、偽物と不良品を混入させたり、不良品、粗悪品を良品する行為等食品安全標準に適合しない違法行為を発見した場合、一律、法律に基づき重罰に処する。



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