北京への訪問・帰省に関する新政策

2022. 4. 7

北京への訪問・帰省に関する新政策

   4月5日午後に開催された北京市新型コロナウイルス肺炎防疫業務第300回記者会見では、北京市衛生健康委員会副主任、発表者である李昂は「外部コントロールと内部検測をさらに強化する意見」を公布し、現行の防疫措置の継続実施を前提に、下記の4項の強化措置を実施することを発表した。

一、北京への訪問者と帰省者の管理強化
  • 現行の防疫措置を引き続き実施するうえ、北京への訪問者と帰省者に対し、個人防疫の主体責任をさらに厳格化する。
  • 北京到着前、または到着後12時間以内に、「京心相助」ミニプログラムを利用し、所在するコミュニティ(ホテル、単位、村)に報告する。
  • 北京到着後の24時間と78時間以内にPCR検査をそれぞれ1回実施する。
  • 北京に到着してから7日間は、面会や会食をせず、人が集まる場所に行かない。
  • 職場復帰前の48時間以内にさらにPCR検査を1回実施し、検査結果が陰性となるまで在宅勤務を行うことを提唱する。
二、重点業種人員のスクリーニング検査要件を強化
   現行の「10+3」重点業種人員のスクリーニング検査措置に加え、高齢者施設、学校、輸入貨物の3種類を重点業種に追加し、少なくとも週に1回の全員PCR検査を実施し、1営業日20%の割合で検査を実施することができる。

三、輸入貨物のスクリーニング検査体制を完備
   物品の検査要件を強化し、冷凍食品の通常監督検測を引き続き厳格に実施するうえ、部品、果物、衣服、国際郵便等、すべての輸入品に対して定期的に検査を実施する。

四、抗原自主検査の有効活用
  • 集中隔離の対象者に対し、集中隔離実施日からの2、3、5日目に抗原自主検査を実施し、1、4日目にPCR検査を実施する。
  • 封鎖管理区、管理区の人員に対し、スクリーニング検査実施の2、3、5日目に抗原自主検査を実施し、1、4日目にPCR検査を実施する。
  • 予防区の人員に対し、スクリーニング検査実施の2、4、5日目に抗原自主検査を実施し、1、3日目にPCR検査を実施する。


出典:北京発布

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