上海全域で再度PCR検査・抗原検査を実施

2022. 4. 6

上海全域で再度PCR検査・抗原検査を実施

   本日(4月6日)、開催された上海市防疫業務記者会見で、市政府副秘書長・市防疫業務指導組弁公室主任顧洪輝は最新の防疫状況を報告した。現在、上海市の防疫業務は非常に重要な段階にある。国と他省の支持を受け、4月4日より上海全域でPCR検査を実施した。その結果では全市の新規感染者が依然として多いことを示している。4月5日0時から24時までの間に、1.7万人以上の新規感染者が確認され、深刻で複雑な状況である。

   4月4日に実施したPCR検査の結果に基づき、専門家による総合的な研究と判断を経て、市の新型コロナウイルス肺炎防疫業務指導組は、4月6日に全市範囲で再度PCR検査または抗原検査を一回実施することを決定した。つまり、前回のスクリーニングで確認した陽性感染者を移送、入院治療した後に再度スクリーニングを行うことになる。詳細は下記の通りである。

   一、4月1日から5日の間に、陽性感染者が確認されたコミュニティ(単位、施設)を重点として、スクリーニングPCR検査を1回実施する(10人毎サンプリング)。

   二、宅配、出前等、都市サービス保障に従事し、移動している人員は、所在地でのPCR検査を1回実施する(単独サンプリング)。

   三、移動が困難な病人や高齢者等の特別な市民には、訪問して検体を採収する。

   四、4月1日から5日の間に、陽性感染者がいないコミュニティ(単位、施設)では抗原検査を実施する。抗原検査の結果が陽性となった場合、単独サンプリングでPCR検査を実施する。

   五、今回のスクリーニング検査以前にPCR検査の結果が陽性であったが、関連措置を実施中の人員は、今回のPCR検査と抗原検査の実施対象に含まない。

   六、今回のスクリーニング検査以前に混合サンプリングの検査結果が陽性となったが、単独検査の結果がまだ出ていない場合、その検査の結果を待機し陰性であれば、再度単独サンプリングでPCR検査を実施する。

   今回のスクリーニング検査が完全に終了するまで、全市は引き続き区毎に管理措置を実施する。各区、各部門、各単位は都市の運行に必要な各サービス保障業務を適宜に行い、特に市民の生活必要品の配送を適切に行わなければならない。

   今回のスクリーニング検査が終了後、検査の結果、コミュニティ管理範囲の状況等に基づき、総合的に判断、分析したうえ、次のスクリーニング検査と防疫措置を決定し、関連状況を適時に公表する。


出典:上海発布

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