昨年、上海市における外資実際利用額が過去最高を更新
2022. 1. 30
昨年、上海市における外資実際利用額が過去最高を更新

先日、上海市第十五回人民代表大会第六回会議が閉幕した後、上海市政府は万博センターで記者会見を開催し、市長龚正は記者と面会、マスコミからの質問に回答した。

その中で、記者より、先日、発表されたデータによると、昨年、上海市の外資実際利用額が過去最高を更新したが、今後外商投資を誘致するために、どのようなビジネス環境の改善措置を行う予定なのかとの質問があった。
龚正市長は、その質問について、下記の通りに回答した。
習近平総書記は、第4回輸入博覧会開幕式における講演で「3つの変更なし」を強調した。即ち、「中国による質の高い開放を拡大する決心は変わらず、世界と発展のチャンスを共有する決心は変わらず、経済のグローバル化を推進し、更らなる開放、包容、調和、ウィンウィンの方向に向けて発展させる決心は変わらない」であり、世界に向けて最強のメッセージを再度発信した。
外資は上海市の質の高い発展を促進するエンジンである。防疫の過程において、上海は都市の強靭さがさらに向上し、体現され、昨年、上海市における外資実際利用額が過去最高を更新し、225.5憶ドルに達し、11.5%増となった。
その上、昨年、上海市における多国籍企業の地区本部が60社増加し、831社になったことと、外商投資研究開発センターが25社増加し、506社になったこの二つの数値は非常に喜ばしいことである。これを見て分かる通り、上海が依然として外商投資の人気都市であり、多国籍企業が産業チェーンとイノベーションチェーンを配置する際の最優先の選択肢となることを示している。
今後、上海は「3の変更なし」を徹底することで、より深く、広く、質の高い対外開放を推進し、サービス業の開放拡大を引き続き深化させ、市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境を継続して構築し、外資企業の投資と発展により良い条件を提供する。