上海市は中高リスク地区からの人員に対して管理措置を強化
2021. 11. 9
上海市は中高リスク地区からの人員に対して管理措置を強化

中国31省(自治区、直轄市を含む)及び新疆生産建設兵団の報告によると、11月7日0時から24時までの間に、新たに現地の感染者が65名(遼寧20名、河南18名、河北8名、黒竜江6名、四川4名、雲南3名、甘肃2名、北京1名、内モンゴル1名、江西1名、重慶1名)確認され、そのうち無症状感染から症状が確認された感染者18名(河南14名、遼寧2名、四川2名)を含む。また、新たに無症状感染者が34名(遼寧12名、河南7名、江西6名、雲南3名、甘肃3名、四川2名、河北1名)確認された。
上海市疫病防止コントロール弁公室が公布した通知によると、上海市は疫病防止管理の関連要求に応じて、国内中高リスク地区からの来訪者、帰還者に対しての健康管理をさらに強化する。具体的な措置は下記の通りである。
- 中高リスク地区から、あるいは中高リスク地区を経由した全ての来訪者、帰還者は、上海に到着してから、速やかに且つ、12時間以内に所在地の管理部門及び会社(あるいはホテル)に報告しなければならない。
- 高リスク地区から、あるいは高リスク地区を経由した全ての来訪者、帰還者に対し、一律14日間の集中隔離健康観察+4回のPCR検査を実施する。
- 中リスク地区から、あるいは中リスク地区を経由した全ての来訪者、帰還者に対し、一律14日間の厳格なコミュニティー健康管理+2回のPCR検査を実施する。コミュニティー健康管理を徹底する期間中には、必要な時以外は外出しない、外出の際にマスクを着用する、人員が集まる場所には行かず、団体活動には参加しない。
- 学校等の組織は健康コードの検査を強化し、14日以内に国内の中高リスク地区からの来訪、帰還学生、従業員等に対しては、相応な健康管理措置を実施する。
- 必要な場合を除き、中高リスク地区または国外に行かないよう市民に呼びかける。外出の際に、個人の予防措置と手の消毒などを適切に行い、毎日の自主的な健康観測を実施する必要がある。
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引き続き、自主的な予防対策を強化し、マスクを着用し、他人との距離と個人衛生に注意を払わなければならない。発熱、咳等症状があった場合、個人予防措置を適切に実施したうえで、近所の医療機構で診察を受け、且、自主的に外出滞在歴と関連人員の接触状況を告知しなければならない。