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  • 上海に一カ所中リスク地区、管理措置を強化

    2021. 8. 3

    上海に一カ所中リスク地区、管理措置を強化

       上海市の防疫コントロール局によると:8月2日、浦東空港の貨物エリアの外資系航空会社の貨物サービス従業員が、新型コロナウイルスのPCR検査に陽性反応を示したことを浦東の医療機構から報告されました。報告を受けた防疫コントロール機関は、直ちに関連する人員および施設のスクリーニング検査、サンプリング、またはラボ試験にてダブルチェックを行いました。

       8月3日9時まで、52名の濃厚接触者(家族6名)が確認され、全員が市内におり、すでに集中隔離を実施し、一回目のPCR検査の結果はすべて陰性でした。また、上海にいる濃厚接触者の濃厚接触者として確認された250名は、全員が集中隔離を実施し、一回目のPCR検査の結果はすべて陰性でした。8月3日9時の時点で、64,860名のスクリーニング対象者がPCR検査を実施し、27,174名が検査をすでに完了しており、結果は全員陰性、他は検査中です。

       国務院の共同防止管理部門の関連要求に基づき、上海市疫病防止コントロール弁公室は調査したうえで、浦東新区川沙新鎮華夏二路1500巷心圆西苑コミュニティーを中リスク地区と決めました。上海市の他の地区はすべて低リスク地区としています。

       また、疫病防止コントロール対策として、下記の管理措置を強化するとしています。
     
       一、中高リスク地区からの来訪者、帰還者に対して管理措置を強化します。高リスク地区からの来訪者、帰還者に対し、一律14日間の集中隔離健康観察+2回のPCR検査を実施します。中リスク地区からの来訪者、帰還者に対し、一律14日間のコミュニティー健康管理+2回のPCR検査を実施します。
     
       二、重点施設の人員に対して、検査を強化します。空港、駅、埠頭等の交通機関、及び居住地の管理部門、会社、学校、ホテル等で他の地区からの来訪者、帰還者に対し、体温測定と健康コードの検査を強化します。
     
       三、新型コロナウイルスワクチンの接種を強化します。新型コロナウイルスワクチンの接種を積極的に、適切に推進します。8月2日の時点で、上海市ではワクチン接種を完了した人数は1876.63万人に達し、18歳以上の人口の85%を占めます。
     
       四、個人の予防対策を強化します。マスクを着用し、ソーシャルディスタンスと個人的な衛生に注意を払わなければなりません。必要な時以外は国内の中高リスク地区または国外への渡航をさけ、上海を離れないようにしてください。引き続き自身の健康状況を把握し、発熱、咳等の症状があった場合は医療用マスクを着用し、速やかに発熱外来を受診してください。


    出典:上海発布


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