南京からの疫病感染が5省10箇所の地域まで拡大
2021. 7. 29
南京からの疫病感染が5省10箇所の地域まで拡大

中国31省(自治区と直轄市が含まれる)及び新疆生産建設兵団の報告によると、7月28日0時から24時までの間に、新たに49名の感染者が確認され、そのうち海外からの渡航者が25名(雲南16名、福建3名、広東3名、吉林1名、河南1名、四川1名)、現地の感染者が24名(江蘇20名、四川3名、北京1名)確認された。また、新たに無症状感染者が2名(湖南1名、四川1名)確認されました。
7月20日以降、南京市では累計171名の現地感染者が確認され、その感染の連鎖が遼寧瀋陽、遼寧大連、安徽馬鞍山市と県、安徽芜湖、広東中山、広東珠海、四川綿陽、四川泸洲、江蘇宿遷泗陽県、揚州邗江等の5省10箇所の地域に拡大しました。
27日に開催された南京新型コロナ疫病防止コントロール関連情報に関する報道発表会では、疫病の根源を調査した結果を発表し、現在の感染発生の原因はデルタ株にあるとしています。「今回の疫病の原因となったデルタ変異株は、感染力が強くて、伝染のスピードも速いです。また、今回の感染が発生した場所(空港)も特殊であることから、感染がさらに拡大した原因となります。感染力が強くなった変異株を前にして、管理とコントロールを拡大し、頻繁に検査を行い、なるべく早期に感染者を発見するしかありません」と、南京市疫病コントロールセンター副主任の丁潔が述べました。