上海市“14+7”隔離政策に関するQ&A(追加)
2021. 5. 25
上海市“14+7”隔離政策に関するQ&A(追加)

現在、毎日約2千人が上海から入国しています。以前、14日間の集中隔離を終了後に感染者が確認されたことをうけて、入国者の移動を減らし、感染リスクを低減するために、上海市は5月16日0時から新規入国者に対して「14+7」の隔離政策を実施しました。14日間の集中隔離後に継続して7日間のコミュニティ健康観察が実施されています。
弊所では、コミュニティ健康観察についての最新情報を整理しましたので、ご参考ください。
Q:この7日間には外出ができますか?
A : 外出できますが、原則としては、必要時以外の外出を控え、外出時には、特に人が集まる場所を避け、必ずマスクを着用し、集団のイベントには参加できません。また、熱、咳等の症状があった場合には速やかに受診しなければなりません。
Q:毎日、コミュニティの担当者が来て、体温を測定しますか?
A : いいえ、入国者は毎日朝晩2回の検温を自分で実施し、その結果をアップロードします。
Q:上海に固定の住居がない場合には、ホテルでコミュニティ健康観察を行うことができますか?
A :はい、できます。上海に住居がある入国者は居住地のコミュニティで、住居がない入国者はホテルにてコミュニティ健康観察を行うことができます。
Q:毎日PCR検査を実施しますか?
A:いいえ、入国後の16日目と21日目にそれぞれ1回ずつPCR検査を実施します。
Q: どこでPCR検査を受けますか?
A:集中隔離の終了時に、入国者に対して書面で指定のPCR検査場所を通知します。入国者はその要求通りに自分でコミュニティにPCR検査の指定場所を伝え、指定場所にてPCR検査を受診して、その結果をアップロードします。
Q: この7日間は健康コードが赤になりますか?
A:一般的には、14日間の集中隔離終了後に入境者の健康コードは緑になります。しかし、重点観察国(主に南アジア地区の国で、日本が含まれていません)からの入国者、あるいは入国日前の14日間で重点観察国を通過した入国者は、健康コードが黄色になり、集中隔離終了後に上海市政府が手配する専用ホテルで7日間のコミュニティ健康観察を行うことになります。
その他の問題については下記のリンクをご参考ください。
現在、上海には2万5千軒のホテル(MAX時は3万4千軒でした)が隔離で利用可能であり、航空スタッフや外交人員専用のホテルを除き、主に中国人向けの隔離ホテルとなっています。中国人が自身の隔離先として選択するホテルはエコノミータイプのホテルが多いため、現在、5つ星の高級隔離ホテルは多くありません。また、隔離期間に飲食のデリバリーが不便であるという問題については、弊所からも関連部門に反映しています。入国隔離者に中国料理以外の料理を早急に提供できるよう努力しています。