上海のコロナウィルス現実
2021. 2. 2
上海のコロナウィルス現実

最近、上海市内の各地でテントが張られ、消毒作業が行われていたため、各地で感染が広がっているように心配されている方がいらっしゃるかもしれませんが、感染は報道の通り封じ込められています。このたび、市の関係者の話をうかがう機会がありましたので状況をご紹介します。
現在、発症している感染者はすべて最初に確認された1、2例の感染者と、その濃厚接触者、及びその濃厚接触者の濃厚接触者からで、それ以外の地域や管理下外から新規の感染者は出ていません。上記の方々は政府が提供した場所で一人ずつ隔離され、発症が確認された方の行動記録(本人の回想、携帯電話の行動記録、高齢者は家族の協力など)をもとに、市内各地でテントを張って消毒作業を行いました。このため、復興中路やショッピングモールなどの市内各地で一時的な封鎖や、テント、消毒車等が見られましたが、それらの地域からの感染は確認されていませんので、ご安心ください。