日中間のビジネス往来再開へ
2020. 11. 9
日中間のビジネス往来再開へ

複数の日本政府関係筋からの情報では、日中両政府は、新型コロナウイルス対策のため制限しているビジネス関係者らの往来を再開について、双方の検疫体制について調整した結果、出張など短期滞在者と、駐在員ら長期滞在者を対象に11月中旬からの緩和が発表された。緩和対象国としては、シンガポール、ベトナム、韓国の3ヶ国に続くことになる。
観光目的は除かれ、ビジネス渡航の緩和基準としては以下の通り想定される。
中国への入国の場合には
短期渡航の場合、対象となる滞在期間は90日以内の範囲で詰める。
1. 入国前 居住国のPCR検査陰性証明
2. 入国時 行動計画書などの書類提出
3. 入国後 2週間の隔離が免除され、公共交通機関を使用せずホテル滞在と計画予定先のみの訪問
長期滞在者(駐在員など)の場合
1. 入国時の検査と2週間の待機を前提に、受け入れ条件を詰めていく。
上記の情報について、弊所は上海の関連部門に確認したが、まだ明確な指針を得ていません。「現在、上級部門からの正式な情報がないため、具体的な状況を把握できない。」「現在の疫病対策から見れば、実務上では隔離を免除する可能性が高くないと考えられる。」とのことです。
詳しい政策が公布され次第、速やかに情報を更新しますので、今後も弊所の公式アカウントにご注目ください。