最高法院 契約締結過失とセクハラ対策の労働争議典型事例を発表
2026. 1. 5
最高法院 契約締結過失とセクハラ対策の労働争議典型事例を発表

このほど、最高人民法院は「人民法院が社会主義核心価値観を力強く弘揚する典型民事事例」第4弾を発表した。計5事例でその中には職場文化に関連する労働争議事例が2件含まれている。
ひとつめは、求職者が転職先からの「採用通知書」を受け取ってそれまでの勤務先を辞職した後に、転職先の採用が取り消された結果、失業となった案件。裁判所は、採用取消しを信義則違反とみなし、転職先に契約締結上の過失責任があるとして、転職先に求職者への2万元の損害賠償を命じた。これにより使用者の信義誠実に基づく行動を導き、労働者の権利を保護し、良好な就業環境の醸成を図った。
もう1件は、勤務中にセクハラ行為を繰り返したことを社内規程に対する深刻な違反として、当該社員との労働契約を解除した事例で、裁判所は解雇された労働者による不当解雇の訴えと損害賠償請求を退けた。本審理は、職場でのセクハラ行為に明確に「ノー」を突き付けたもので、女性従業員の合法権益を法律により保護し、安全かつ文明的な職場環境の構築を推し進めるものとなっている。
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