ダン・リーグ弁護士が弁護士協会研修講演・指針作成で表彰
2025. 12. 12
ダン・リーグ弁護士が弁護士協会研修講演・指針作成で表彰
このほど、上海市弁護士協会は第12期労働・社会保障専門委員会の第5回全体会議（2025年度年末総会）を開催しました。会議には、ダン・リーグ法律事務所から曽立圻弁護士が同委員会委員として全行程に参加し、優れた専門能力と顕著な業界貢献により、出席者たちからの積極的な支持を得て「トップ10優秀委員」として表彰されました。
曽立圻弁護士は、ダン・リーグ法律事務所のエクイティパートナーで、労働法専門委員会副委員長、日系企業法律サービスセンター副主任を務めるベテランの労働法弁護士です。長年にわたり弁護士協会にて労働・社会保障委員会の委員を務め、研修講義や指針の作成にも常に携わっています。今年11月、上海市弁護士協会弁護士学院が労働・社会保障専門委員会と共催した「使用者の規則制度に関する法律実務」をテーマとした特別研修講座では、曽立圻弁護士は「規則制度の手続面における合法性審査」をテーマに講演を行いました。研修内容は主に、弁護士が労働法業務を扱う際に関わる規則制度の手続きに関連する問題を中心に構成し、具体的には会社の規則制度手続きに関する法令、有効な会社規則制度の構成要件、会社規則制度の民主的手続き、手続き上で瑕疵がある規則制度の効力、親子会社／本支店における規則制度の適用問題、規則制度が存在しない場合又は規則制度が無効である場合における窮余の対処方法などを含むものとしました。研修は専門家でない者にも理解できるようにわかりやすく進めながらも、数多くの重要ポイント、注目されている点、難解な問題に対して全面的な分析と解説を行い、聴講者から高い評価を得ました。
こうした企業内の労働規則制度に関する紛争処理の実務経験は、曽立圻チームが編纂に参加した「企業の労働規則制度における紛争事例研究」という書籍にも体系的かつ全面的にまとめられています。同書は上海市弁護士協会労働・社会保障専門委員会が編集し、法律出版社より2025年5月に正式に刊行され、上海市弁護士協会に所属する労働法分野の多数のベテラン弁護士の実務経験をまとめたものです。曽立圻チームは同書において4編の専門論文を寄稿し、精選された典型的な事例に対する深い分析を通じて、企業及び法律実務家が雇用リスクを予防し、労働紛争を処理するための価値のある専門的な指針を提供しています。
曽立圻弁護士は、研修講義での講演に加え、指針類の執筆など多様な形式を通じて上海市弁護士協会労働・社会保障委員会の業務に積極的に参画し、上海の弁護士業界に貢献しています。本年以降、曽立圻弁護士を筆頭責任者として「弁護士による労働報酬請求紛争事件の代理操作指針」を編纂しています。指針の内容はすでに基本的に完成しており、上海市弁護士協会の承認後に公表される予定です。さらに、曽立圻弁護士は「上海弁護士労働法だより」の編纂や、月次サロンイベント、専門課題研究フォーラムなどの活動にも参画し、ダン・リーグ法律事務所の労働法専門弁護士の高い能力とイメージを示しています。
ダン・リーグ法律事務所の28ある法律サービス分野の一つとして、労働法専門サービス分野は卓越した実績を上げています。ダン・リーグの全国各拠点から集まる労働法弁護士及び労働法チームは、深い専門知識の蓄積と豊富な実務経験を活かし、これまで数千もの使用者又は労働者に対し、人的資源に関わる全方位の常任法律サービスと労働紛争解決法律サービスを提供してきました。ダン・リーグの労働法弁護士チームは、今後も積極的に業界交流イベントに参画し、業界の発展に貢献して参ります。
