全国人民代表大会常務委員会 労働組合法実施検査を開始
2025. 5. 16
全国人民代表大会常務委員会 労働組合法実施検査を開始

このほど、全国人民代表大会常務委員会は、労働組合法実施検査を正式に始動した。
法律を実施するに当たり存在する問題点を包括的に検査するため、今回の法執行検査は、委託検査、第三者評価、無作為抜き打ち検査などを含めた多様な検査方式を採用している。検査チームは3グループに分かれ、遼寧、上海、浙江、河南、湖南、重慶等6省(直轄市)で現地検査を実施する。北京市、黒竜江省、江蘇省、山東省、広東省、四川省、雲南省、陝西省等8省(直轄市)は各市省の人民代表大会常務委員会に検査チームが委託して本行政区域内の労働組合法実施情況に対して法執行検査を実施し、中国労働関係学院に委託して第三者評価を行う。
法執行検査において、検査チームは下記6項目を重点的に検査する。労働組合の政治的役割の発揮情況、労働組合組織の建設情況、労働者の合法権益保護情況、産業労働者組織建設改革の推進、産業労働者が中核的役割を発揮している情況、労働組合の経費・財産管理情況、労働組合法の学習・普及情況、実施において直面している新たな情況新課題及び関連する法律法規を更に改善する意見建議。
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