上海丨知的財産権司法保護の10年間の状況と典型事例を発表
2024. 12. 12
上海丨知的財産権司法保護の10年間の状況と典型事例を発表
このほど、上海市第三中級人民法院（上海知的財産権法院、上海鉄道輸送中級法院）が記者会見を行い、過去10年間の知的財産権司法保護状況と典型事例を発表した。
記者会見の通達によると、2015年から2024年上半期までに、上海市第三中級人民法院（上海知的財産権法院、上海鉄道輸送中級法院）は知的財産権関連事件を合計で37,272件受理し、34,377件を結審した。結審した知的財産権民事事件のうち、渉外事件は31カ国にわたり、当事国の上位5カ国は、アメリカ471件、日本139件、ドイツ135件、韓国95件、フランス74件であった。結審した知的財産権刑事事件の罰金刑適用範囲は大きく、処せられ罰金額は82人に100万元以上1,000万元未満、11人に1,000万元以上、最高罰金額は9,000万元に達した。関連被告企業への罰金は最高6億元に上った。
記者会見では典型的な意義を持つ30件の知的財産権民事、行政及び刑事案件が発表され、特許、商標、著作権など多分野をカバーしており、多国籍企業や有名ブランドに関連して、同類事件の審理への参考指針を提供するとともに、社会に対し法院が知的財産権保護を強化することへの揺るぎない決意を伝達した。
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