外商投資参入ネガティブリスト(2024年版)を公布、製造業領域の制限措置を全面的に削除
2024. 9. 25
外商投資参入ネガティブリスト(2024年版)を公布、製造業領域の制限措置を全面的に削除

このほど、国家発展・改革委員会と商務部は共同で「外商投資参入許可特別管理措置(ネガティブリスト)(2024年版)」を公布し、2024年11月1日から実施する。
2024年版のネガティブリストは、制限的措置の数を31から29に減らすことにより、外資の参入をさらに緩和した。注目すべき重要な改正点は「出版物の印刷は中国側がマジョリティーを持つこと」と「漢方薬生薬を蒸す、炒める、煎じる、焼くなどの調製技術の応用、及び漢方薬錠剤の秘密処方製品の製造への投資を禁止する」という製造業領域に残されていた最後の2制限項目の削除が含まれていることである。これは、製造業領域において外資が製造業への出資比率などの束縛から解かれ、更に多く自由に中国市場の競争に参加できることを意味している。
国家発展・改革委員会は、関連部門とともに、サービス業の開放を引続き推進し、外資が「参入」するだけでなく、「成長」を遂げることができるという目標を目指す。サービス業への外資の参入を緩和する革新的な方法を創造すると同時に、更に多くの外資をサービス業領域へ誘導するため、外資奨励産業目録の改正に正に注力していることを含め、重点的にサービス業の項目を増やし、外資促進政策を引続き改善していく。
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