上海 | 虹橋空港が渡航者向けサービスの利便化
2024. 5. 10
上海 | 虹橋空港が渡航者向けサービスの利便化
このほど、虹橋空港1号ターミナルビルで「虹橋空港国際線運航60周年・渡航者向けサービスの利便化措置発表会」が行われ、中国東方航空、虹橋空港税関、虹橋国境検査場が共同で12の渡航者向けサービスを便利にする措置を発表した。
そのうち、虹橋国境検査場は「外国人入国カードのオンライン申告」「スマート・ファストトラックのレベルアップ」サービスを発表し、さらに上海と香港間で「証明検査免除での通関構想」を検討することに言及した。「外国人入国カードのオンライン申告」は、中国全域で先行試行するサービス措置で、入国者が渡航前にオンラインにてワンステップで入国カードを記入して到着後にスキャンすればプリントアウトできるもので、これにより入国検査の待ち時間を大幅に短縮できる。「スマート・ファストトラックのレベルアップ」は、第7世代スマート・ファストトラックを上海口岸が先行して起用すること指し、動態識別技術を通じて「渡航者がカメラを探す」を「カメラが渡航者を探す」に変えるもので、10秒以内の通過検査が可能となる。また、虹橋国境検査場は、スマート空港建設により、照明検査免除で通過する理念を提起した。上海と香港の空港で出入国する渡航者が「顔識別」により通関検査ファストトラックする可能性を摸索するもので、今年末までの実現が期待されている。
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