四川 | 高齢者等も労災保険へ加入可能に
2024. 3. 18
四川 | 高齢者等も労災保険へ加入可能に
年齢超過などに該当する従業者の労災保険への加入方法をさらに改善し、65歳以下の退職年齢者や16歳以上の実習生などの就業における合法的な権益を保護し、企業の雇用リスクを軽減するために、四川省人力資源社会保障庁等の7部門はこのほど、「四川省における年齢超過等従業者の労災保険加入弁法」（以下に「弁法」という）を公布した。「弁法」は適用範囲、徴収対象者、徴収基準、労働関係、労災保険賠償などの項目を更に明確にし、2024年3月1日から5年間施行する。
「弁法」では、法定定年年齢を超過しているが65歳以下で都市従業員年金保険を受領している人々を労災保険の補償範囲として組み入れた。即ち、労災保険に加入できる高齢従業者の範囲を定年年齢から65歳までの従業者と定め、今後は実情に応じてさらに調整するとした。
徴収対象者及び徴収基準については、対象者を雇用単位とし、従業員個人からは労災保険費用を徴収しないとし、徴収基準を高齢従業者などの労働報酬を基数とするとした。さらに、徴収基準の最大額を前年度の全省都市の全企業就業者の月平均賃金の300％とし、最小額を前年度の全省都市の全企業就業者の月平均賃金の60％と設定した。
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