9月26日から香港入境の隔離政策は0+3へ
2022. 9. 30
9月26日から香港入境の隔離政策は0+3へ

出典:香港特別行政区政府駐広東事務所
香港特別行政区政府は9月26日午前6時から海外及び台湾からの訪問者への行政検疫要求を解除し、中国内地及び澳門からの訪問者に対する手配も相応に調整することを発表した。
海外及び台湾からの訪問者について
1,搭乗前のPCR検査陰性証明の提出を不要とし、オンラインで衛生署の健康及び検疫情報申告表に出発前24時間以内のスピード抗原検査の陰性結果を申告する方式に変更する。
2,入境する香港居住者に対するワクチン接種完了要求を解除し、12才以上の非香港居住者の入境に対してはワクチンの接種あるいは医学接種免除証明を引き続き要求する。
3,香港国際空港では「検測後即時通過」を実施し、即ちPCR検体を採取後に空港内で検査結果を待つ必要がなく、公共交通機関あるいは車を利用して居住地あるは自己手配したホテルへ移動できる。
4,入境後は0+3の検疫措置を実施する。即ち強制的な検疫を受ける必要はなく、3日間の医学観察だけを行う必要がある。医学観察期間には、自由に外出できるが、ワクチン通行証「黄色コード」の制限に従う必要があり、かつ、その後4日間に自主観察を行う。観察期間は合計7日間となる。
入境者は到着後の2、4、6日目(到着日を0日目とする)に社区の検査センターまたは検査所、あるいはその他の承認された検査機関でPCR検査を受診し、かつ1日目から7日目まで毎日スピード抗原検査を行う必要がある。入境者でPCR検査あるいはスピード抗原検査で感染が確認され場合は「ワクチン通行証」が赤コードに調整され、現地感染者と同様に隔離措置が実施される。
中国内地及び澳門からの訪問者について
「帰還便宜化」及び「訪問便宜化」計画の適用を中国内地全域及び澳門まで拡大し、制限を設けず、事前申請の必要がなく、到着前にPCR検査を行う必要もない。
また、香港から中国内地あるいは澳門へ行く人は、引き続き特別検査手配に従う必要があり、香港から出発する前に陸路の出入境管理所あるいは空港にて特別な無料スピードPCR検査を受診しなければならない。陰性証明を取得した場合、正常に出発できる。「黄色コード」に制限された場合は、陸路の出入境管理所あるいは空港で特別なPCR検査を受診できず、即ち海外あるいは台湾からの訪問者は到着後の3日間以内に香港で乗り換えて中国内地あるいは澳門へ行くことができない。