2021年上海市平均賃金
2022. 6. 29
2021年上海市平均賃金
6月24日、上海市人力資源及び社会保障局は「7月1日から本市は一部の民生保障待遇基準を調整する」を発表、その中で、本市が2022年1月1日から、2021年12月31日以前に発生した労災による身体障害あるいは死亡に至った人員の3項の労災保険待遇基準（労災手当、生活介護費、弔慰金）に対して調整することを明確にした。
「上海市労災保険実施弁法」の規定によると、上記の3項の待遇基準は前年度の全市従業員月平均賃金に基づき、一定の比率で支給することになる。従って、相応な比率に基づき、2021年度全市従業員の月平均賃金を逆算できる。
第三十六条（生活介護待遇）
労災人員は労災等級が評定され、且鑑定委員会により生活介護が必要あると確認された場合、労災保険基金は月ごとに生活介護費を支払う。生活介護費は「日常生活が完全に自分でできない、日常生活がほとんど自分でできない、日常生活が一部自分でできない」の3つの等級に基づき支給され、その基準は前年度従業員月平均賃金の50％、40％、30％に分かれる。（「上海市労災保険実施弁法」）
それによると、2021年度上海市平均月賃金は11396人民元/月である（5698人民元÷50%）。労働契約の解除あるいは終止による経済補償金を計算する賃金基準は、34188人民元（11396元人民元×3倍）を上回らない。
当該数値は関連部門の正式な公告を待たねばならないが、下記は去年の上海市人社局の公告ですので、ご参考にしてください。
