上海市政府常務会議が感染対策下の企業支援措置と法治建設を指摘
2022. 3. 29
上海市政府常務会議が感染対策下の企業支援措置と法治建設を指摘
上海市党委員会副書記の龔正市長は3月28日、上海市政府常務会議を開催し、各行政部門が感染対策の最優先事項である新ラウンドのPCRスクリーニング検査をやり遂げ、全面的に企業の発展を支援し、工業経済の高品質の発展を推進し、引き続き法治政府の建設を強化していくことを強調しました。
常務会議では、PCR検査の徹底と感染の拡大防止体制を整えるとともに、生活物資の供給と価格の安定、緊急医療患者への迅速な対応等により市民生活を保障することを指摘し、同時に「上海市による感染対策企業の発展を全力で促進する若干の政策措置」に原則同意しました。基幹企業と産業チェーン、サプライチェーンの安定、各種政策間の統一調整等の重要性を指摘し、国家レベルの政策を漏らさず実施するとともに、上海の政策ではさらに範囲、グレード、革新性を拡大して、企業への税還付・減税、手数料の減額、賃貸料の減免、財政補填、金融支援、雇用安定等の支援策を実施し、企業が抱える具体的な困難を解決して行くことを打ち出しました。オンライン処理、申請免除等の簡素化を図り、支援策を迅速に企業に届けることも指摘されています。
常務会議では、上海市の工業経済の高品質の発展を推進するには、現状に立脚して工業企業の安定生産を支援するとともに、長期的視点で核心技術による突破と産業チェーン、サプライチェーンの強度を高めることが必要であると指摘しました。また、広く行き渡る政策を実施し、異なる業種、規模、発展段階における企業の要求に応じた支援を正確かつ迅速に行うことを指摘しました。
法治政府の建設では、科学的、民主的、かつ法律による政策決定を基本としたうえで、行政の法執行レベルを引き上げ、事後に政務を全面公開し、政策へ参画チャネルを広げ、多彩な参加形態を整え、市民が切望する課題を速やかに解決する必要性を指摘しました。
出典：上海発布
