今回上海での感染拡大の感染源が暫定的に判断
2022. 3. 12
今回上海での感染拡大の感染源が暫定的に判断

上海市衛生健康委員会が今朝(3月12日)公布した情報によると、2022年3月11日0時から24時の間に、上海市で新たに感染者が5名(閔行区2名、浦東新区2名、宝山区1名)確認され、無症状感染者が78名(閔行区19名、嘉定区11名、徐匯区10名、浦東新区9名、宝山区7名、松江区5名、金山区4名、黄浦区3名、静安区3名、虹口区3名、青浦区2名、長寧区1名、奉賢区1名)確認された。上記の感染者のうち、4名の現地感染者と57名の無症状感染者がすでに隔離措置を実施した対象者の中で確認され、その他の感染者は感染リスクのある人員を対象に行った検査で確認された。
疫学調査及びウイルス遺伝子配列の解析結果によると、近頃、上海市松江区、嘉定区、閔行区、黄浦区、徐匯区、宝山区、浦東新区等の地区で発生した疫病はすべて明確な疫学的関連があり、ウイルス解析の結果が高い相同性を示し、同一感染源である可能性が高い。その感染源は入国感染者がもたらしたウイルスによる汚染した環境が、管理不行き届きで現地での感染拡大につながったことに焦点を当てている。情報によると、管理上の問題が発生したのは、現在中リスク地区となった漕渓北路1200号(華亭ホテル)であることが判明している。
3月12日より、上海市は小・中・高学校の授業をすべてオンラインに調整し、幼稚園、保育園の入園を停止し、または各種研修機構や保育施設の運営を一時的に停止した。
出典:央視ニュース、上海発布