最新中国の法律動向セミナー

2021. 7. 13

最新中国の法律動向セミナー

   2021年7月8日、上海市外国投資促進センターが主催、上海リーグ法律事務所が協賛した2021年度中小企業ミニ教室シリーズ活動——中国マーケットにおける最新の法律動向に関するセミナーを上海オークラガーデンホテル6階において成功に開催しました。今回の活動は主に上海における日系企業、及び上海へ進出しようとしている日系企業を対象としており、上海市外国投資促進センターの責任者薛鋒主任が当該活動に出席すると共にご挨拶を行いました。



   薛主任は、ご挨拶の中で、グローバルなリソース配置機能、科学技術イノベーションの創出機能、ハイエンド産業がリードする機能及び、ゲートウェイハブ機能等四方面から、上海市投資及びビジネス環境について、全面的な紹介を行いました。また、薛主任は、「法治を構築していくことは、良好なビジネス環境を構築するための必然的な要件であることを強調されました。上海は法治の構築、特に経済立法において引き続き力を発揮し、一四五の期間において最も利便性のある貿易投資、最も効率的な行政、最も規範化されたサービス管理、法治体系が完備された都市の一つになるよう努力しなければならない。」と述べると共にさらに多くの外商が上海に投資することを歓迎する旨を表明しました。



   また、上海リーグ法律事務所の首席パートナー安翊青弁護士は今回のセミナーにおいて日本語で講演し、「外商投資法」「反外国制裁法」「独占禁止法」「輸出管理法」「セキュリティ法」「データ安全法」及び「個人情報保護(草案)」等の関連立法の動向について紹介をおこない、立法の背景、外資企業に対する影響、企業が取るべき対応策等の多様な角度から関連する法律を分析しました。特に個人情報国外移転提供等外商投資企業が注目する話題についての質問に回答することで、中国へ進出する懸念を解消し、中国に投資することへの確信を強固にするのに役立ちました。また、参加者の皆様はQ&A時間に積極的に討論、交流を行い、大いに盛り上がりました。



   今回の活動を通じて、参加された企業の皆様は上海のビジネス環境及び関連政策動向について更に深く、全面的に理解することができただけでなく、上海で投資活動をおこなう際の懸念が解消され、引き続き上海への投資を強固にしていく情熱と信念を奮い起こし、日系企業が上海への進出及び投資を更に促進することに役に立ちました。

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